【東京】腹部エコーステップアップスクール
本コースは、腹部エコー基本走査を習得され、一歩進んだ走査テクニックやドプラ法を学びたい方、普段のエコー検査の際に悩んでいるという方におすすめのコースです。
腹部エコー検査で見落としがない走査、腹部でのカラードプラ法・パルスドプラ法を用いた検査が行えるようになる事を目指します。
スクリーニング検査や通常ルーチン走査はできているが、はたして見落としなく走査できたのか、カラードプラ、パルスドプラをどのような時に利用して血流情報から何を確認すべきか、体位変換を含めた 走査のテクニックや装置の調整方法も実技実習を通して学びます。
定員: 5名
- 開催日 : 2026/03/14(土)
- 開催時刻 : 14:30 ~ 19:30
- 受付期限日 : 2026/03/10(火)
講師
現役で医療機関に勤務するベテラン超音波検査士
プログラム
1.実技実習『肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓の走査方法の復習と確認』
・肝臓の死角を理解して描出できていますか?
・肝内胆管を描出できていますか?
・総胆管末端まで描出できていますか?
・膵頭部・膵尾部まで描出できていますか?
・膵管を描出できていますか?
・膵尾部を脾門部から脾静脈に沿って描出できていますか?
・肝門部から膵周囲の血管を描出できていますか?
・左右腎臓の縦断像・横断像で上極・下極まで描出できていますか?
どのように走査したら、描出できるのか?テクニックを伝授いたします。
2.腹部領域ドプラ法
腹部領域におけるカラードプラ法・パルスドプラ法の装置設定(PRF、フイルター、ドプラゲイン、ゼロラインシフト、サンプルボリューム等)をどう調整すれば、安定したドプラ波形の記録計測が行えるのかを学びます。
3.実技実習『腹部領域ドプラ法』
実際に被検者モデルを使って血流計測して実技実習を通して学びます。また、得られたFFT(スペクトラム)波形をどう評価(炎症性血流、腫瘍性血流、動脈硬化性変化等)するかについてを症例呈示により解説いたします。
4.症例呈示
各臓器の代表的な症例を呈示し、臨床所見や超音波画像の特徴について学んでいただきます。
※スクール当日はできるだけ多くの実技時間をとるため、テキスト解説の講義は要点のみとなる場合がございます。
※上記プログラムは、当日の進行状況によって変更になる場合もありますのでご了承ください。
※ 講師は現役で医療機関に勤務するベテラン超音波検査士です。
※ 被験者モデルは健常者です。
専用テキスト
当日会場にて専用テキストを配布いたします。
ハンズオン解説動画
ハンズオンスクール当日をより有意義な時間にしていただくために、ぜひ事前にハンズオン解説動画をご覧ください。
本スクールをご予約(参加費お支払い)後から、開催30日後まで、マイページにてご視聴いただけます。
事前に予習しておくことで、当日のハンズオンをスムーズに開始でき、より多くの時間を実技実習に充ていただけます。
※ご視聴のご都合がつかない場合でも当日のご受講に問題はありませんので、ご安心ください。
会場アクセス
東京メトロ・都営大江戸線 本郷3丁目駅 徒歩5分