【東京】頸動脈エコーアドバンススクール
頸動脈エコーの経験がある方で、血流測定やドプラによる狭窄率評価などレベルアップを目指す方におすすめのコースです。
描出不良例への対応、断層像による正しい計測、内頸動脈、外頸動脈、椎骨動脈のドプラ波形の描出と計測ができるようになることを目指します。
本セミナーでは、頸動脈超音波検査の断層像描出の工夫から始め、血管径、IMT、狭窄率(ECST/NACSET法)といった計測法を学んでいただき、ドプラ血流検査の基本とドプラ波形の見方、内頸動脈、外頸動脈、椎骨動脈のドプラ波形の描出と計測法の実習で確認します。ドプラにおける狭窄の評価についても解説します。最後に臨床症例を通じた実践的な評価と報告書作成のポイントを学びます。
定員: 5名
- 開催日 : 2026/03/07(土)
- 開催時刻 : 14:30 ~ 19:30
- 受付期限日 : 2026/03/03(火)
講師
現役で医療機関に勤務するベテラン超音波検査士
プログラム
1.断層像の描出
基本の断層像描出を復習した後、描出不良例でのアプローチ部位の工夫やプローブの選択について実習します。また、巨細胞性動脈炎での浅側頭動脈の描出について学びます。
2.断層像による計測法の確認
血管径・IMT(内中膜複合体厚)・狭窄率(ECST法とNACSET法)等の計測法や頸動脈病変の評価方法を実習で確認します。
3.ドプラ血流検査法
ドプラ血流検査法の基本、ドプラ波形の見方や考え方について解説し、内頸動脈、外頸動脈、椎骨動脈のドプラ波形の描出と計測法を実習で確認します。AcT ratioによる狭窄率評価法、左鎖骨下動脈狭窄評価のための胸骨上窩走査についても学びます。
4.臨床症例呈示
実際の症例をご覧いただき、ディスカッションを行いながら評価していきます。また、報告書の書き方についてもご指導いたします。
※スクール当日はできるだけ多くの実技時間をとるため、テキスト解説の講義は要点のみとなる場合がございます。
※上記プログラムは、当日の進行状況によって変更になる場合もありますのでご了承ください。
※ 講師は現役で医療機関に勤務するベテラン超音波検査士です。
※ 被験者モデルは健常者です。
専用テキスト
当日会場にて専用テキストを配布いたします。
ハンズオン解説動画
ハンズオンスクール当日をより有意義な時間にしていただくために、ぜひ事前にハンズオン解説動画をご覧ください。
本スクールをご予約(参加費お支払い)後から、開催30日後まで、マイページにてご視聴いただけます。
事前に予習しておくことで、当日のハンズオンをスムーズに開始でき、より多くの時間を実技実習に充ていただけます。
※ご視聴のご都合がつかない場合でも当日のご受講に問題はありませんので、ご安心ください。
会場アクセス
東京メトロ・都営大江戸線 本郷3丁目駅 徒歩5分