【東京】腹部エコー初級スクール
本コースは、実際に検査は行っているが「検査の質にちょっと不安がある」、「どのように考えて検査を進めればいいのか自信が無い」、「他領域のエコー検査の経験はあるがブランクがある」という方におすすめのコースです。
肝臓・胆道(胆嚢)・膵臓・脾臓・腎臓のルーティンスクリーニング検査を行えるようになることを目指します。
腹部臓器(肝臓・胆道(胆嚢)・膵臓・脾臓・腎臓)の解剖、装置の調整方法、プローブの当て方・向き、体位変換、呼吸調整の声かけなど、腹部エコー検査に必要な知識を確認し、実技実習を行います。さらに各臓器における代表的な症例提示により超音波画像の特徴や判断の仕方も学びます。
定員: 5名
- 開催日 : 2026/02/14(土)
- 開催時刻 : 14:30 ~ 19:30
- 受付期限日 : 2026/02/10(火)
講師
現役で医療機関に勤務するベテラン超音波検査士
プログラム
1.実技講習『腹部エコー走査するということ』
肝臓・胆嚢と胆管・膵臓・脾臓・腎臓を対象に模範走査をお示しし、実技実習を通じて以下の内容を学習します。
1)画像の表示方法と探触子(プローブ)右左の関係
2)ゲイン・STC・ダイナミックレンジ・フォーカスなどの装置の設定によるエコー画像の変化と適切な設定度合い
3)視野深度の設定
4)きれいに描出する為の呼吸調整と体位変換について
2.実技講習『エコー解剖を覚える』
腹部血管系の理解と肝臓・胆嚢と胆管・膵臓・脾臓・腎臓・腹部大動脈・腹腔動脈の描出
3.実技講習『意外と難しい肋間走査(左右肋間走査で何を見るのか?)』
肋間からプローブを挿入する肋間走査は、腹部エコーで特に技術を要する重要な走査法です。ここでは、描出が難しい部位をクリアに捉えるための、プローブの角度や呼吸誘導といった実践テクニックを学びます。左右の肋間走査を用い、肋骨弓下走査では死角となる以下の臓器・部位の描出法と、確認すべき解剖学的構造を習得します。
・肝臓(ドーム下など)
・胆嚢
・脾臓
・膵臓尾部
4.実技講習『エコー画像を記録する』
一連のルーチンスクリーニング走査を復習し、実技実習の総括を行います。
5.症例の特徴的サインを覚える&質疑応答
各臓器の代表的な症例を提示し、超音波画像の特徴について学んでいただきます。
※スクール当日はできるだけ多くの実技時間をとるため、テキスト解説の講義は要点のみとなる場合がございます。
※上記プログラムは、当日の進行状況によって変更になる場合もありますのでご了承ください。
※ 講師は現役で医療機関に勤務するベテラン超音波検査士です。
※ 被験者モデルは健常者です。
専用テキスト
当日会場にて専用テキストを配布いたします。
ハンズオン解説動画
ハンズオンスクール当日をより有意義な時間にしていただくために、ぜひ事前にハンズオン解説動画をご覧ください。
本スクールをご予約(参加費お支払い)後から、開催30日後まで、マイページにてご視聴いただけます。
事前に予習しておくことで、当日のハンズオンをスムーズに開始でき、より多くの時間を実技実習に充ていただけます。
※ご視聴のご都合がつかない場合でも当日のご受講に問題はありませんので、ご安心ください。
会場アクセス
東京メトロ・都営大江戸線 本郷3丁目駅 徒歩5分