心血管エコー:知識と技術の伝承
~タスクシフト・タスクシェアに向けての取り組み~
超音波検査は、無侵襲であり、また装置が小さく移動も可能であることから、最も手軽な画像診断法です。一方で、CTやMRI検査と異なり、検査者の知識や技術によって、取得される画像や、その解釈も異なることがあります。このため、検査の標準化が大きな課題です。我々はすでに2010年から、心血管エコー検査の標準化と知識の共有、技術の向上をテーマとして、レクチャーとハンズオンを組み合わせたセミナー「エコー淡路」を開催してまいりました。
2024年は、医師の働き方改革に伴い、タスクシフト・タスクシェアが各施設で積極的に取り組まれるようになります。そのことを受け、今回は「心血管エコー:知識と技術の伝承~タスクシフト・タスクシェアに向けての取り組み~」をテーマとしました。さらに、医師向けの特別セッションとして、「プライマリケア医のための心血管POCUS-DIY」も初開催いたします。
一般社団法人 エコー淡路 代表理事 
 松尾 汎
ECHO AWAJI CV IMAGING 2024 大会長 
 濱口 浩敏
  実行委員長 
 山田 博胤・和田 靖明・川崎 俊博