乳房超音波検査を学ぼう!ベーシック編【2024年度】
~乳房超音波検査の基本をしっかり学びましょう~
乳腺の診療を行っている医療者にとって、超音波検査はきわめて重要なツールであり、基本をしっかりと学ぶことが求められます。それは検診でも診療でも変わりません。わが国で中心となっているハンドヘルドの超音波手技を学ぶには、先輩方の手法を見ながら学んでいく方が多いのではないでしょうか。しかし動画の学習は意外に難しいものと思います。今回は基礎的な手技を動画配信することにしました。繰り返し見ていただいて、確認していただければ幸いです。例年どおり、超音波検査における良悪性の診断のポイントや検診における要精検基準などもご説明します。動画での症例紹介や超音波画像のスケッチ(症例から学ぶ)も引き続き企画しています。皆様のご参加を期待しております。
セミナープランナー 角田 博子
早割終了日: 2024/08/19(月)
- 視聴期間 : 2024/09/18(水) ~ 2024/10/09(水)
- 受付期限日 : 2024/09/04(水)
講師
日本乳腺甲状腺超音波医学会(顧問)
日本乳癌学会(専門医・指導医)
日本乳癌検診学会(評議員・理事)
日本超音波医学会(専門医・指導医)
日本乳癌画像研究会(代表世話人)
日本乳癌学会(専門医・指導医)
日本乳癌検診学会(評議員)
日本外科学会(専門医・指導医)
日本超音波医学会(専門医・指導医)
日本乳腺甲状腺超音波医学会(評議員)
参加費
通常価格
20,900円
早割
19,800円
2024年8月19日(月)までにお申し込みの方
前回参加割(セット割)
18,700円
乳房超音波検査を学ぼう!アドバンス編【2023年度】(2024/03/27 WEB配信)
乳房超音波検査を学ぼう!ベーシック編【2023年度】(2023/9/13 WEB配信)
上記いずれかへご参加された方
Step-Up応援割
10,000円
本セミナー開催日より1年前までにハンズオンスクールにご参加された方
大阪府医師会員の方
19,800円
※価格は全て1名あたり、テキスト代・消費税を含みます。
※不特定または多数の人に視聴させることはできません。
※テキスト(A4サイズ/フルカラー刷)は配信開始1週間前頃より順次発送予定です。
(ご入金確認後、発送までに最大4営業日のお時間を頂く場合がございます。)
参考書籍
プログラム
1.乳がん検診を取り巻く最新状況
乳がんが日本女性の最も罹患数の多い癌であることは以前と同様です。対策型検診は現在マンモグラフィで行われていますが、昨年、そのプロセス指標が変更となりました。超音波検診をされている医療者にも重要な情報と思います。乳がんをとりまく最新情報をお届けします。
2.乳房の正常解剖と超音波画像
超音波検査を行うために知っておくべき正常解剖を理解し、超音波画像と合わせてみましょう。
3.乳房超音波検査法(含:動画)
乳房超音波検査を実際にどのように行うか、手技のコツについて学びましょう。実際の検査方法のコツを動画でも紹介します。
4.腋窩の正常解剖とリンパ節超音波診断(含:動画)
診療において、腋窩リンパ節のチェックは極めて重要です。しかし意外に見落としなく走査できているか心配になることもあるのではないでしょうか。腋窩の解剖、転移の診断など、動画を含めて学びましょう。
5.乳房超音波検査の所見用語
所見用語と定義についてしっかりと学びましょう。良悪性の判定診断に重要なポイントなども押さえます。
6.カラードプラとエラストグラフィの使いかた(含:動画)
診断を行う上でカラードプラとエラストグラフィの使い方は極めて重要となってきています。しかし使い方を誤るとかえって間違った方向に行ってしまうこともあります。正しい使い方を学びましょう。
7.乳腺疾患の超音波画像
乳腺疾患の超音波画像について、病理組織と対応させながら学びましょう。
8.超音波検診の要精検基準
超音波による乳がん検診を有用なものとするために、何を拾って何を精検不要とするのかを考えながらまとめていきましょう。また正常のバリエーションやガイドラインには掲載のない精検不要症例なども追記します。
9.動画トレーニング
基本症例について、動画を見ながら、超音波所見について見ていきましょう。
10.症例から学ぶ
画像をみていただいて、スケッチをしてみましょう。スケッチは自分がどう理解しているかを確認するよい作業です。あとからMGやMRIでどう見えたか、その病理はどうだったか、解説いたします。
専用フォームにてご質問をお受付いたします
いただいたご質問の回答は配信終了後、準備ができ次第ご案内いたします。
お時間をいただく場合がございます。ご了承ください。
乳房超音波を学ぼう!アドバンス編【2024年度】
~基礎から一歩踏み込んで、超音波診断を得意なものにしませんか~
ご好評いただいている基礎編の復習でしっかりと基本を再チェックしましょう。そしてさらに役立つ内容をまとめてみたいと思います。現在日本乳癌学会では、取扱い規約の改訂が進んでおり、用語や定義が変更されます。アドバンス編ではその内容をご紹介する予定です。また昨年からシリーズでお伝えしている昨年の乳管の異常に続き、nonmass abnormalityの第2弾として、最も重要な乳腺の低エコー域について取り上げます。アメリカ(BIRADS)でも日本でずっと提唱してきた非腫瘤性病変の重要性を認識し、2024年の冬にはnonmass abnormalityの概念を確定するようです。日常の検診・診療にも極めて重要な低エコー域について、しっかりと理解しましょう。”動画で学ぶ”、”症例に学ぶ”も例年どおり予定しています。ぜひご参加ください。
2025年配信予定
※詳細は決まり次第掲載いたします。