スクール内容のご案内
近年、透析患者数の増加に伴い、バスキュラーアクセスのトラブルも増加しています。バスキュラーアクセスは良質な透析を行ううえで必要不可欠なものであり、長期的に使用できることが望まれます。そのためにはバスキュラーアクセスが閉塞する前の段階、すなわち血流を低下させる狭窄病変をエコーで発見し、適切なタイミングで治療することが有用とされています。超音波装置を用いたバスキュラーアクセスの診断・管理が普及しつつあります。
そこで今回のセミナーは、バスキュラーアクセスの超音波検査をはじめる先生方を対象に、超音波検査に必要な上肢血管の解剖やプローブの持ち方、描出法など基本的な手技を幅広く学んでいただきます。また、バスキュラーアクセスを想定した実技重視のプログラムになっていますので、実践的な技術をじっくりと習得していただきます。
※ 講師は現役で医療機関に勤務するベテラン現役超音波検査士です。
※ モデルはシャントのない健常者で行います。
※ コースによっては開催がない月もございます。ご了承ください。
1対1個別ハンズオンスクール
(金) 19:00-21:30 (土) 14:30-17:00/17:30-20:00 (日・祝) 10:00-12:30/13:30-16:00
59,950(消費税込)専用テキスト・WEBで見られる解説コンテンツ付き
開催日程を見るプログラム
1上肢血管の基礎
バスキュラーアクセスに関連する上肢の動静脈の解剖を中心に、超音波検査における走査に必要な基礎知識をレクチャーいたします。
2ハンズオン
実際に超音波診断装置を使用して走査していただきます。プローブの持ち方から動静脈の描出法まで丁寧に解説します。
3バスキュラーアクセスの評価
比較的遭遇する頻度の高い症例を呈示しながらレクチャーいたします。
※医師、看護師、臨床検査技師、臨床工学士を対象とし、講義の中で常に質問を受けながら進めていきます。
※スクール当日はできるだけ多くの実技時間をとるため、テキスト解説の講義は要点のみとなる場合がございます。
※上記プログラムは、当日の進行状況によって変更になる場合もありますのでご了承ください。