腹部エコー未経験者スクール

スクール内容のご案内

テーマ:初めよう腹部エコー
このスクールはこれから腹部エコーを始める方の為に企画しました。
何から始めたらよいのか?ともかくプローブを走査してみてはいるが、対象臓器の描出が今一つ理解できないという方や参考書を読んではいるが実際の検査に自信がないという方に、実際のエコー走査に必要な理解すべき超音波の原理を復習していただき、さらに「装置はどのように調整すれば良いのか?」、「画像の描出方法は?」「探触子(プローブ)の当て方と向きはどうすれば良いのか?」等について、モデルを用いての実際の走査を経験していただき、呼吸の調整や体位変換をどう指示すると良い画像が描出記録できるのかなどについても実際に体験いただきます。
最後に代表的症例の典型的サインについて学んでいいただき、明日からのエコー診療に役立てていただければ幸いです。

※ 講師は現役で医療機関に勤務するベテラン現役超音波検査士です。
※ 被験者モデルは健常者です。

開催日程

※ 開催がない月もございます。ご了承ください。
※ コースによって定員設定、金額が異なりますので、詳しくは開催日程をご覧ください。

1対1個別ハンズオンスクール

集中的に時間をかけて学習したい方におすすめ。掲載コースの中からご希望のコースを選択してご受講いただきます。
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少人数制ハンズオンスクール

他の参加者のスキャンも参考にできるので、1人では気付きにくいポイントやコツを学べるのもグループ実習の魅力です。
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プログラム

<学ぼう基本1>

超音波の原理(アーテイファクトの鑑別と診断に役立つアーテイファクト)

1)超音波の発生 探触子の構造と振動子
2)アーテイファクト(多重反射 サイドローブ レンズ効果、鏡面現象 スライス幅厚み 音響陰影と音響増強 側方陰影)
画像描出の妨害となるアーテイファクトと病変診断の参考となるアーテイファクトについて

エコー画像の調整はどうする

1)画像の表示方法と探触子(プローブ)右左の関係
2)装置の調整方法
ゲインとSTCの調整
ダイナミックレンジは何が変わるか
フォーカスはどこに合わせる?
視野深度(Depth)はどんな時に変えるとどんな効果があるか

<学ぼう基本2>

走査描出に必要な解剖理解と実際のエコー像(講師ライブデモ)

1)肝臓(区域をどう覚えるか左葉と右葉の境界、左外側上、下区域、左内側区域、尾状葉、右葉前上、下区域、後上、下区域)
2)胆道(胆嚢 底部体部頸部と胆管肝内胆管肝外胆管、総肝管と胆嚢管、総胆管)
3)膵臓(周囲脈管からの位置、膵臓頭部、鉤部、体部、尾部 膵管の描出)について

<学ぼう基本3>

走査描出を実技で学ぶ 描出を良くする為の呼吸調整指示と体位変換について

1)肝臓の描出
2)胆嚢と胆管の描出
3)膵臓の描出

<学ぼう基本4>

覚えておきたい代表症例の典型サインについて

肝臓 胆嚢 膵臓

最後に質疑応答も予定いたしております。

※スクール当日はできるだけ多くの実技時間をとるため、テキスト解説の講義は要点のみとなる場合がございます。
※上記プログラムは、当日の進行状況によって変更になる場合もありますのでご了承ください。

会場

アスリード本郷ラーニングセンター
〒113-0033
東京都文京区本郷3-26-1
本郷宮田ビル2F
TEL:042-711-6872
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