第20回神楽坂スポーツ医学セミナーは、2024年12月7-8日に開催いたします。
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2023年12月16日(土)12:50~18:00

プログラムは変更になる場合がございます。ご了承ください。

12:50-13:00 開会の挨拶
星加 昭太

OCDにおけるギプス固定の是非 その理論背景について

肘離断性骨軟骨炎(OCD)の保存治療として、修復するまで完全な投球中止と一定の条件下に投球を許可する積極的保存療法が報告されている。近年さらに安静を徹底させるギプス固定療法が提唱されるようになり、議論となっている。今回それぞれれの治療法の理論的背景を明らかにし、適応の是非を議論する。

座長:柏口 新二/黒川 大介

13:00-13:30 ギブス固定は必要; ギブス固定の臨床成績 *
高原 政利

日本整形外科学会
教育研修単位
[2][9] S 1単位

*2講義受講で
上記単位を取得可

13:30-14:00 ギブス固定は不要; 積極的保存の有効性 *
菅谷 啓之
14:00-14:30 OCDに対して私が行っている保存療法 *
松浦 哲也

日本整形外科学会
教育研修単位
[2][9] S 1単位

*2講義受講で
上記単位を取得可

14:30-15:00 OCDに対する保存療法の試み 自分の体験を通して *
木田 圭重
15:00-15:10 超音波検査から見えてきたOCDの複数の顔(指定発言)
岡田 知佐子
15:10-16:10 総合討論(症例提示)

医療と現場の連携

野球選手の診療にあたる医療者として現場との連携は必要不可欠である。今回は「野球を通した地域活動について」をテーマに医療と現場の連携には何が必要かを議論する。

座長:柳田 育久/能勢 康史

16:20-16:50 野球を通した地域活動について 埼玉県での取り組み
森 士
16:50-17:20 野球を通した地域活動について 千葉県での取り組み
関口 勝己
17:20-18:00 総合討論

2023年12月17日(日) 9:45~17:00

プログラムは変更になる場合がございます。ご了承ください。

UCL損傷に対する理学療法(実技を中心に)

UCL損傷の治療や予防には肩甲胸郭機能をはじめとした身体機能への介入が重要となる。今回は立場の異なる二人から実技を中心に介入のポイントをお話しいただく。

座長:梅村 悟

9:45-10:15 医療現場での対応のポイント
鈴木 智
10:15-10:45 野球現場での対応のポイント
中川 哲治
10:45-11:00 質疑応答

基調講演 肘内側解剖(共催:久光製薬)

肘内側の解剖について既存の靭帯構造ではなく周囲の筋、腱、関節包をもとにその構造を再考する。

座長:二村 昭元

11:30-12:30 新知見から分かったこと ~新旧の知見を比較して~ *
星加 昭太

日本整形外科学会
教育研修単位
[2][9] S 1単位

肘内側障害1 保存療法について ~UCL損傷に着目して~

UCL損傷に対する保存療法のオプションとしてPRPや体外衝撃波などが行われている。今回その適応と効果について検証する。

座長:米川 正悟

12:45-13:15 注射療法; PRPからハイドロリリースまで *
山田 慎

日本整形外科学会
教育研修単位
[2][9] S 1単位

*2講義受講で
上記単位を取得可

13:15-13:45 衝撃波療法について ~衝撃波療法の効果~ *
高橋 憲正
13:45-13:50 質疑応答

肘内側障害2 手術療法について(治療法の選択と適応)
~UCL損傷に着目して~

1974年にジョーブ先生がトミージョン手術を考案して49年になる。現在では手術器具の開発もあり様々な術式が報告されている。今回これまでの手術治療の歴史を振り返るとともに、それぞれの術式の長所や課題について議論する。

座長:木田 圭重/星加 昭太

14:00-14:30 再建術の立場から *
山崎 哲也

日本整形外科学会
教育研修単位
[2][9] S 1単位

*2講義受講で
上記単位を取得可

14:30-15:00 補強術の立場から *
光井 康博
15:00-15:30 遠位部付着部修復の立場から *
柏口 新二

日本整形外科学会
教育研修単位
[2][9] S 1単位

*2講義受講で
上記単位を取得可

15:30-16:00 UCL損傷の治療法の変遷論文レビュー
~先人に学ぶUCL損傷に対する手術療法; 論文レビューを通して~ *

琴浦 義浩


座長:柏口 新二/能勢 康史

16:00-17:00 総合討論
全演者
17:00- 閉会の挨拶
星加 昭太