第16回KYUSHU心血管超音波セミナー
このたび、第16回KYUSHU心血管エコーセミナーを長崎市にて開催する運びとなりました。
超音波検査は循環器診療において欠かすことのできない検査法であり、診断や治療方針の決定に直結する重要な役割を担っております。しかしながら、検者によって技術や評価の差が生じやすく、「迷える」瞬間に直面することも少なくありません。そこで本セミナーでは、血管エコーの基本的なポイントから心エコー計測における実践的なコツまでを、超音波装置を使ったライブデモ形式を交えながら、第一線でご活躍の先生方にご講演・ご指導いただきます。加えて、長崎では希少なハンズオンセミナーも企画し、実際に装置に触れながら学んでいただける機会をご用意いたしました。さらに、WEB配信を通じて全国の先生方にもご参加いただける体制を整えるとともに、オンデマンドで後日復習いただける仕組みも導入しております。現地参加・オンライン参加を問わず、繰り返し学びを深めていただけるものと存じます。
実際の描出法や計測のプロセスをリアルタイムに共有できることは、座学だけでは得られない学びにつながるものと確信しております。参加者の皆さまにとって、日常診療に直結する知識と技術を持ち帰っていただける有意義な場となれば幸いです。本セミナーが今後の診療の質向上に寄与し、さらに超音波診断の発展に繋がることを願っております。
当番世話人:吉牟田 剛
(長崎大学病院 循環器内科 講師)
当番世話人:古島 早苗
(長崎大学病院 超音波センター 主任)