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アスリードの書籍

心エコーポケットノート

心エコーポケットノート(改訂第6版)

山田 博胤

定価:税込 3,960円(本体 3,600円)
発行:アスリード株式会社
ポケット判(高さ15cm)クリアブックファイル/84ページ/カラー刷

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第5版増補版 修正のお知らせ


各種最新ガイドラインに合わせて
発行以来最大の改訂!!

 

[著者] 山田 博胤(やまだ ひろつぐ)
1994年徳島大学医学部医学科卒。医学博士。日本超音波医学会超音波専門医、指導医、Fellow of European Society of Cardiology (FESC)。 入局直後より大木 崇氏に師事し、心エコ−図学を学ぶ。2001年から3年4ヵ月間、米国クリーブランドクリニックに留学し、Dr. James、Dr. Thomas のラボで心エコーの新手法、心房細動に対するペーシング療法などの研究、開発を行う。帰国後、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部臓器病態治療医学講座医員を経て現在同病院循環器内科講師。専門は循環器内科学、特に超音波医学。趣味は心エコー、ファミリーキャンピング、カヤック、 ラフティング、ジャグリング。

心エコー検査に携わる
すべての方のポケットにこの一冊を

 心エコー検査より得られる情報量は次第に増加し、かつ多岐多様であるため、正確な診断結果を得るためには様々な知識が必要です。
 しかし、それらすべてを覚えておくことは難しく、常に携帯できるこの「心エコーポケットノート」は、検査中や報告書を書くときに、とても便利に使うことができます。
 心エコーポケットノートは、心エコー検査に携わる医師、検査技師、放射線技師、看護師の方が検査の際、常に携帯して利用できるように作りました。

推薦の言葉

 スマホがなくても暮らしていけるが、スマホがあれば知りたい情報や曖昧な知識をいつでもどこでも直ぐに確認できる。まさに、心エコーポケットノートは心エコー界におけるスマホである。白衣のポケットに忍ばせた心エコーポケットノートに様々な臨床現場で助けられた医療従事者は多いであろう。しかし、診断基準やガイドラインなどが数年毎に改訂される医療業界において、アップデートされていない書籍はアップデートされていないスマホ以上に役に立たない。
 さあ、新しい心エコーポケットノートとともに自分自身もアップデートしよう!

山口大学医学部附属病院 循環器内科・検査部 講師
和田 靖明



 心エコー担当者必携の一冊、「心エコーポケットノート」最新版が刊行されました。
 今日の循環器診療において、診断から治療方針決定、外科手術やインターベンション治療の術中、経過観察などあらゆる臨床シーンで、心エコーが必須のアイテムであることは疑いの余地がありません。しかし、心エコーで正確な診断、的確な判断を行うためには、画像描出や計測のテクニックに加え、確立された基準やガイドラインに基づく読影知識が必要で、そのすべてを頭の中に叩き込んでおくことは不可能です。この「心エコーポケットノート」は、最新の心エコー判読基準のポイントを、図表だけで、コンパクトに、手帳サイズにまとめた一冊で、第6版ではとくに拡張能評価やSHD(Structural Heart Disease)の重症度評価の最新ガイドラインなどが新たに収められています。
 診療着のポケットに、装置の傍らに、所見記載用PCの横に、備えておいて間違いのない一冊と、自信をもって推薦いたします。

獨協医科大学埼玉医療センター 超音波センター
戸出 浩之

目次

・ 心周期と各種血行動態指標
・ 血行動態を理解するための基礎知識
・ 左室拡張能の基礎知識
・ Mモード法での計測
・ 標準断面 傍胸骨左縁アプローチ
   心尖部アプローチ
   左室17分画
   心窩部アプローチなど
・ 断層法での計測
・ 正常値 (日本人, JAMP)
・ 正常値 (ASE)
・ 左室収縮能評価 1
・ 左室収縮能評価 2 (報告書)
・ 拡張期指標の正常値 (日本人)
・ 左室拡張能評価1(重症度評価)
・ 左室拡張能評価2(TMFパターン)
・ 左室拡張能評価3 (ASE,EACVI)
・ 左室拡張能評価4(報告書)
・ 右心機能評価1
・ 右心機能評価2
・ 下大静脈,右房圧の推定
・ TEI index
・ 左心不全1 (重症度分類)
・ 左心不全2 (Forrester分類)
・ 左心不全3 (左室拡張末期圧上昇)
・ 虚血性心疾患1 (冠動脈支配領域1)
・ 虚血性心疾患2 (冠動脈支配領域2)
・ 虚血性心疾患3 (ドブタミン負荷)
・ 高血圧性心疾患 (分類,心筋重量)
・ 肥大型心筋症1 (チェックポイント)
・ 肥大型心筋症2 (病型分類)
・ 拡張型心筋症1 (チェックポイント)
・ 拡張型心筋症2 (類似疾患)
・ がん治療関連心機能障害
・ 弁膜症総論
・ 大動脈弁狭窄1 (ステージ分類)
・ 大動脈弁狭窄2 (重症度評価) -
・ 大動脈弁狭窄3 (重症度アプローチ)
・ 大動脈弁狭窄4 (重度ASの診断)
・ 大動脈弁狭窄5 (AVRの適応)

・ 大動脈弁逆流1 (ステージ分類)
・ 大動脈弁逆流2 (チェックポイント)
・ 大動脈弁逆流3 (重症度評価1)
・ 大動脈弁逆流4 (重症度評価2)
・ 大動脈弁逆流5 (AVRの適応)
・ 大動脈二尖弁
・ 僧帽弁狭窄1 (ステージ分類)
・ 僧帽弁狭窄2 (チェックポイント)
・ 僧帽弁狭窄3 (交連切開術)
・ 僧帽弁狭窄4 (治療指針)
・ 僧帽弁逆流1 (原因)
・ 僧帽弁逆流2 (機能分類)
・ 僧帽弁逆流3 (一次性ステージ分類)
・ 僧帽弁逆流4 (二次性ステージ分類)
・ 僧帽弁逆流5 (チェックポイント)
・ 僧帽弁逆流6 (重症度評価1)
・ 僧帽弁逆流7 (重症度評価2)
・ 僧帽弁逆流8 (治療指針)
・ 僧帽弁逆流9 (PISA)
・ 僧帽弁逸脱1 (チェックポイント)
・ 僧帽弁逸脱2 (逸脱の部位診断)
・ 三尖弁逆流1 (ステージ分類)
・ 三尖弁逆流2 (重症度評価1)
・ 三尖弁逆流3 (重症度評価2)
・ 三尖弁逆流4 (手術適応) -
・ 肺動脈弁逆流
・ 三尖弁狭窄・肺動脈弁狭窄
・ 人工弁1
・ 人工弁2 (大動脈弁位人工弁)
・ 人工弁3 (人工弁の評価)
・ 人工弁4 (僧帽弁位人工弁)
・ 肺高血圧症1 (定義,分類)
・ 肺高血圧症2 (右室圧の推定)
・ 心膜液貯留,心タンポナーデ
・ 収縮性心膜炎
・ 心室中隔欠損症1 (チェックポイント)
・ 心室中隔欠損症2 (Kirklin分類)
・ 心房中隔欠損症
・ ドプラ法の公式
・ おわりに
・ 参考文献

改訂第6版の序

 私が心エコー図検査を行う先輩医師の傍らで、ポラロイド写真のフィルムを引き、ストリップチャートを切って整理しながら、検査を見学していた時代から20年余が経ち、超音波診断装置の進歩は隔世の感がある。当時は専門職の名人芸ともいえた検査であったが、今や初心者でもそれなりの画像が得られるし、当時の装置をダンプカーに例えれば、スクーター程度のポケットエコーまで普及している。
 適切で美しく、診断ができる心エコー図を撮像し、得られた情報を診療に活かす、という根本はなんら変わりない。しかし、検査室における主な担い手は、医師からソノグラファーへと移行した。そのツールを活用する医師も専門家だけでなく、救急医、麻酔科医、そして一般内科医まで裾野が広がった。前者をEchocardiography、後者のPoint-of-Care心エコーはCardiac ultrasoundと区別されている。
 心エコー図検査の多様化が進む中、心エコー図を患者さんの役に立ててもらいたく各地でセミナーを開催してきた。多くの医師、技師の方々に参加していただいた。「ポケットノートを愛用していますよ。みんな持ってますね。」と、サインを求められるのがとてもうれしい。
 このような取り組みをやってきてさらにうれしく思うのは、意を同じくする多くの医師やソノグラファーと知り合えたことがある。循環器内科の花形はインターベンション医とアブレーション医であり、エコー医は少数派である。そのためか、日本の心エコー医同士は概して仲がよく、そんな雰囲気の中でいられることが心地よい。また、アカデミックな研究が日常診療に直結するところもやりがいがある。そして最近、Structural heart diseaseに対するエコーガイド下のインターベンションが始まり、エコー医にスポットライトが当てられる機会も増えてきた。
 心エコー図学の発展とともに評価項目、計測項目がますます増えてきている。様々な疾患の重症度評価や、各種計測値の正常値などについて、すべて頭に入れておくことは大変であり、そこに本書の価値があると思う。矢継ぎ早に各種ガイドラインが発行されており、できるかぎり新しいガイドラインに準拠しようと今回の改訂を行った。
 本書を心エコー図検査を行う方々、そして検査を受ける患者さんとそのご家族の役に立つことを願ってやまない。

2019年11月吉日