第2回日本リンパ浮腫治療学会学術総会

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第2回日本リンパ浮腫治療学会 学術総会開催に向けて

松尾 汎先生

「今の一歩!明るい未来へ」流れを活かし、共に育もう!

 振り返りますと、2000年頃からリンパ浮腫患者さん達の声に押され、「リンパ浮腫治療研究会」によるリンパ浮腫診療の広報・啓発が全国に展開され、2008年に膨大なる署名のご支援も受けて「指導・治療の一部」に初めて保険適応が得られました。その後、2012年に「リンパ浮腫療法士認定機構」が誕生し、2013年には「リンパ浮腫診療指針2013」が刊行されました。そして、この度2016年に「リンパ浮腫治療料」が新設され、徐々にその治療環境の改善が図られて来ました。
 日本リンパ浮腫治療学会はリンパ浮腫患者さんのQOL向上を目指し、その臨床に携わる医療従事者が共に、よりよい医療環境を育み、伴に支援しあい、多診療科、多職種にわたるリンパ浮腫治療について集学的に討議する場として設立され、本年9月24日第一回大会が盛会裡に開催されました。さらに討議を深め、将来を展望することを期して、来る2017年(平成29年)9月23・24日に、大阪国際会議場にて第二回学術総会を開催させて頂きます。
 第二回総会では、日本中から臨床研究を中心に広く演題を募集し、学会参加者による新たなエビデンス造りも図りたいと存じます。日常診療においてもEBMが求められる時代ですが、リンパ浮腫に関するエビデンスは未だ極めて少ないのが現状です。しかしながら、本症の診療に関する現状を評価し、その研究成果を提示することは、診療の啓発・普及、さらに今後の発展を期するためには必須のプロセスと考えます。これから診療を始めようとする医療者や診療に携わる医師・メディカルスタッフの方々に参考にして頂けるように、現時点での診療内容をご発表頂き、より良い診療内容・体制作りに、皆様のご尽力を賜りますよう切にお願い申し上げます。
 第二回学術総会は、医療従事者、患者会及び市民が、よりよい診療を目指して共に学び、啓発する学会として開催する予定で、皆様からの一般演題、ポスターセッションと共に、シンポジアム(①診断法と治療適応の確立、②診療スタッフ育成の現状と展望)、パネルディスカッション(①我が国診療の現況と課題、②新たな診療法と体制の構築に向けて)、実技指導を含む教育セッション、特別企画(特別講演、教育講演)を予定いたしました。
 会のメインテーマを、明日に向かって少しでも明るい未来を実現したいという想いから、「今の一歩!明るい未来へ」とし、より多くの方が共に集い、「リンパ浮腫」についてより知って頂き、明るい未来を築く契機となることを願っております。リンパ浮腫診療に従事される方はもとより、その領域に関心をお持ちの皆様に於かれましては、本学会活動の「リンパ浮腫の認識の普及」や「診断や治療の発展」にご理解・御参画を戴きまして、是非、「明日への一歩」を共に歩んで頂きたいと存じます。 2017年秋、水の都・大阪にて、リンパ浮腫診療に関わる多くの方々のご参加をお待ち申し上げております。

第2回日本リンパ浮腫治療学会学術総会
  会長  松尾 汎
副会長 奥津 文子